大学生ってどういう資格をとる人がいるの?
こんにちは!経済学部2回のえりです!今日は資格試験について紹介したいと思います!
以前、オープンキャンパスで高校生とお話をした時に「大学生ってどんな資格をとる人が多いですか?」という質問をしてくれた子がいました。私はその時詳しく答えられなかったので、今日、ここで詳しく大学生がよくとっている資格についていくつかお話できたらと思います!
まず、1つ目はTOEICです!
TOEICは受けたことあるという人はいるのではないでしょうか。神戸大学の1回生も入学後にTOEICを受けます。
リーディング+リスニングのテストと、ライティング+スピーキングのテストの2つに別けられており、どちらも990点満点です。
また、一般企業の基準として用いられることもあり、よく会社の応募基準として使われるのはリーディング+リスニング(L&R)です。
大学生になって資格とりたいけど何とればいいかわからないなって人は受験勉強で英語がよく理解できているうちにTOEICを受けてみてもいいかもしれないですね!(笑)
2つ目は簿記です!
簿記っていう単語は聞いたことがあっても、どういうものなのか、どう役立つのかがわからないという子もいるんじゃないかなと思います。そもそも簿記というのは簡単にいえば「お金や財産に関する営業取引を帳簿に記録すること」を指します。
例えば皆さんの家庭で家計簿をつけるってなった時は、家族がそれを理解出来たらそれでいいかもしれませんが、企業がつける帳簿の場合はそういうわけには行かないですよね。みんなが見てわかるようにする必要があります。そこで、簿記のスキルが役に立ちます!
この簿記の勉強を通して、財務諸表をもとに会社の経営状態を数値で一目で把握することができ、それを内部や外部に知らせることができます。
3つ目はファイナンシャルプランナー(FP)です!
ファイナンシャルプランナーというのは簡単にいうと、税金、投資、住宅ローン、不動産生命保険、損害補償、相続など、お金に関する相談に答えてくれる専門家のことです。
例えば、家を買う時の住宅ローンってどうすればいいのかとか、法人税ってどういう税金なのかとか本当に様々なことを教えてくれます。
その他にも相談者の家計状況、家族構成、持っている株式、債券などを踏まえてより良い人生設計を行ったり、投資商品や保険商品を紹介したりしています。
これらの知識は、金融業界や不動産業界で働く場合に強みになるんじゃないかなと思います。
4つ目は宅地建物取引士です!
この資格は主に不動産に関することを扱います。
例えば、建物を建てる際この地域ではこれより高い建物を建ててはいけないだとか、この地域にはスーパーを建ててはいけないとか、また、相続の際の取り分だったり、住宅の賃貸・売買に関する取り決めや、贈与税、建物にかかる税金などなど、不動産に関するたくさんのことを学べます。
宅地建物取引士は不動産の知識が浅いお客さんが契約する際に不当な契約が結ばれることがないように、重要事項を説明するなどの仕事があります。
また、不動産に興味がない人でも、税金や相続など将来役立つようなこともたくさん学べるのでおすすめの国家資格です!
5つ目は公認会計士です!公認会計士とは、医師・弁護士と並び、三大国家資格と言われる資格のうちの1つです。公認会計士になるのは非常に難しく資格をとる人、とることができる人は少ないですが、特に経営学部の学生の中で目指す人が多いので紹介しようとおもいます。
先ほども言った通り、この資格を取るのは本当に難しいため、専門の塾に通う人が多いです。監査論、企業法、民法、経済学など、全部で9科目の試験を合格すると資格を得ることができす。
公認会計士は主に監査という仕事を行っています。監査というのは財務諸表が正しく作られているかチェックする仕事で、企業や学校法人など幅広いものを対象にしています。
他にも公認会計士は、税務書類を作ったり、税務に関する相談や助言を行う税務業務、会社の経営戦略や組織再編など関する相談に乗ったり、不正を防ぐためのシステムの立案、助言などを行うコンサルティングなど本当にたくさんの業務を行っています。
以上で資格の紹介を終わりたいと思います!難しそうな名前の資格が多かったと思いますが、少しでもその資格について伝わっていたら嬉しいです!
今回5つの資格を紹介しましたが、特に資格を持っている人が行える仕事の紹介はごく一部しかできなかったので気になる人はぜひ調べてみたください!
そして、このブログを参考に、大学生になったらどの資格をとってみたいかぜひ考えてみてください!
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